僕らずっと共に生きよう
2018年7月下旬。
今年ももう少しで8月がやってくる。
愛する中居くんの誕生日の月。それだけで良かったのに、2年前それは見事に地獄のような月に塗りかえられた。
2016年をもってSMAP解散。
こんなにも国民に愛されている5人が、きっと自分たちの意思では無いはずの理由からバラバラにされようとしている。
最初は絶望しかなかった。
しかし、タイムリミットである年末に近づくに連れて見える伝わる彼らの表情や言葉からは「離れたくて離れる」なんてものは1ミリも無かった。伝わらなかった。
日に日に沢山の、辞めないでという声は日本のみならず、海外からも届いた。その声は5人全員にしっかり届いた。だけど、解散は執行された。
今思うのは、27時間テレビのドラマで慎吾が言った「偉い人から解散って言われたらどうする事も出来ない」まさにこれだった。
2年。時はここまであっという間に過ぎていった。悲しく辛い事の毎日だったけど、それは2017年9月に大きな変化を見せた。事務所を退所した吾郎さんつよぽん慎吾。そして、ミチさんをはじめとするSMAPが今まで一緒に楽しく仕事をしてきたNAKAMAによる「新しい地図」の立ち上げだ。
ドン底の暗闇の中に居た私たちファンを救い出してくれた、希望の光だった。
3人が同じ道を選んでくれた事。退所したのだから、世間的には不仲で解散したのだから、バラバラにやっていっても良かったのに3人が選んだのは、3人で一緒に。しかもそこに居た3人はSMAPの時と何一つ変わらない3人だった。
たくさん傷つけられて、有る事無い事言われて、批判されて、それでも誰一人の事も悪く言わない。むしろ、仲良くなりませんかと言わんばかりの笑顔で居る3人。(もちろん中居くんとたっくんも)
これはずっと、5人が続けてきた「イズム」というものなんだろう。
改めてSMAP5人の人間性には一生頭が上がらないと思った。(もちろん何に関しても)
新しい地図が様々な挑戦をして大活躍を見せる中でも、3人は随所随所でSMAPを匂わせてくれている。
それは正直ファンじゃない人からしたら、たまたまだったり、思い込みが激しいと思われてしまうような小さな事だ。
でも、それは1回2回どころでは無い。ほぼ毎回何かあれば小さな、でも確かな「安心してね」と言ってくれているかのような事をしてくれている3人。
たとえSMAPと言えなくても、SMAPの歌を歌えなくても、愛する兄貴2人の名を言えなくても、話を出来なくても。
そんな兄貴たちも弟たちに負けていない。
中居くんはラジオでSMAPをかけなくなったものの、自分のレギュラー番組でSMAPは今もしっかり存在するかのように話している。もちろん、今のテレビ業界を見ていれば分かるように、それはほとんど放送される事は無い。カットされるのは本人ももちろん分かっている。だけど中居くんは話し続ける。自分が命を懸けて守ろうとしたSMAPを、腫れ物のような、触れてはいけないものにしない為に。
たっくんは、ラジオで2017年からは毎週必ずSMAPをかけてくれている。基本は洋楽しかかけなかった彼のラジオだったが、中居くんが2016年末に最後にしてから、受け継ぐかのように、ひたすら毎週かけてくれている。
そして、ラジオの名前も「SMAP」という名前を唯一残してくれた。彼は、変えなくて良い。SMAPと言っても色んな意味合いがあるから。等と言っていたが、私はどんな理由であれ、残してくれた事に感謝しかなかった。
2018年になった今も、毎週彼は流し続けてくれている。
(終了が先日発表。この2年は本当に救いでした。大変な状況の中、守ってくれて本当にありがとう。)
そして、72時間テレビに快く出演してくれた森くん。正直私は森くんの事をほとんど知らなかった。だけど、72時間テレビで再会した3人とのトークをじっくり聞いて、見て、5人が20年以上大切に思っている友達だということが改めてよく分かった。森くんは5人の大変な時期も、72時間テレビ後の今もしっかり5人は大切な仲間ですと明言してくれている。
森くんは脱退してからメディアから名前や映像はまるで最初から存在しなかったかのようにカットされ続けた。きっと事務所からも出すなと言われていたんだろう。それでも5人は名前を出し続け、ある年のライブでは「今日は森が来てる」と、みんな嬉しそうに言っている事もあった。6人には誰にも壊す事が出来ない絆が結ばれている。そう思っている。
最初は私も事務所を全否定していた。
毎日毎日TLを汚くする程の暴言を吐いた。
その為か後輩グループのファンで、学生時代の友達がいつの間にか居なくなっていた。
最初は気にも止めていなかったが、気づいた時には遅かった。すごく後悔をした。
だが、だからと言ってあの会社に不信感が消えた訳では無い。一顧客として見て、人に夢を与える仕事をしているはずなのに、世間からの評価はこのざま。どんな経営をしているかなんてもちろん分からないが、早急に会社全体を通して改善してくれる事を心から願っている。
そして、前にも言ったかもしれないが、心から愛していたTOKIOでさえも見る事を避けていた時期もあった。TOKIOだけではない。後輩たちも。「事務所に大切にされていて恵まれている貴方たちには分からない。」そんな事を思っていた。
でも、そんな事を言ったって思ったってSMAPは帰ってこない。後輩たちだってSMAPを心から尊敬してくれていて、解散を心から悔やんでくれた。
情報番組を持っていた、茂くん山口くん太一くんは3人とも解散の時も、パリピアが退所する時も、しっかりと私たちファンの事を思ってしっかりコメントしてくれた。
もちろん、情報番組をもつ全後輩たちも。
そう思い知らされたのは、ちょうど1年前くらいだろう。すごく遅かったけど、今では気づけて本当に良かったと思っているし、本当に申し訳ない事をしていたと思っている。
実際に先日の音楽の日でも中居くんは沢山の後輩たちと共演が出来て、とても嬉しそうだったのが伝わった。後輩たちも喜んでくれていたのが伝わった。本当に感謝しかない。
これを機にたっくんも、もっと沢山の後輩たちと、もっと沢山共演出来る事を祈るばかりだ。
沢山の人たちから愛されて、愛され続けているSMAP。解散してからもファンはどんどん増え続けている。きっと、これほどの増加は異例だろう。
だが、近頃はファンの中で沢山の意見で割れている。純粋にSMAPがいつ帰って来ても良いように愛するやり方で待っている人、事務所を全否定をする人、悪気は無いと分かりつつも後輩たちを見れなくなった人、様々といる。
私も最初は後者だったので、人の事をとやかく言う資格も無ければ、言うつもりも無い。
「みんな同じ気持ちでいよう」とか、SMAPに限らず、どのグループだろうがファンだろうが不可能だから。
でも忘れないでいて欲しいのは、今、SNSは誰もが見られる。Twitterをしているパリピアはもちろん、たっくんだって見ているだろうし、中居くんだって機械が無い等言っているが何だかんだ見ているだろうし、森くんだって見ているだろう。貴方のそのツイートが6人に見られている可能性は絶対無いなんて無い。そう考えた時に貴方はどうするのか。あとは貴方次第だと思っている。
長々と語ってしまってまとまりも無いが、とにかく私はこれからも6人の行動や、ささいな発言を信じていく。お花畑と言われようがなんだろうが、私は6人しか信じない。
今日までの2年を見てきて、彼らに失望した事なんて一度も無かったから。裏切られたと思った事も一度も無かったから。
中居くん
たっくん
吾郎さん
慎吾
森くん
貴方たちをこれからも心から愛していきます。
大丈夫。神様やお天道様は必ず見てくれているから。
これからも共に生きていこうね。
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