君の夢は僕の夢だ。
11月27日(実質26日)
朝ドラエールが約8か月間の期間を経て放送終了しました。
もーーホントにねーーー久々に素敵な作品に出会えましたよええ。言ってしまえば主演が窪田くん、ヒロインがふみちゃんって分かった瞬間これはヤバい作品になるって察知した訳です。そしたらこれですよ。このどハマり様ですよ。やっぱり直感ってあるんだなって改めて感じました。
前のまんぷくの時も言っていたけど、特技がすぐ飽きるのわたしが、朝ドラレベルの長さの作品を最後まで見るというのは本当にすごいことなんです。
この作品の一番の魅力はですね、出てくる人みんなが本当に良かった。まんぷくの時も言っていたけど、エールも悪い人がいない。
裕一さんや音ちゃんをはじめ、華ちゃん、鉄男くん、久志、藤丸ちゃん、藤堂先生、昌子さん、恵さん、保さん、浩二くん、まささん、三郎さん、吟姉ちゃん、智彦さん、ケンちゃん、梅ちゃん、五郎ちゃん、みつさん、安隆さん、、、とにかく暖かい人たちばかりだった。(今更だけど久志だけ呼び捨てwww)
語りの津田さんも本当に良かったですよね。
久志が荒れちゃった時にご出演されたり、物語後半の一人芝居だったり、何でも出来る方なんだってますます好きになりました。(来年の極主夫道のアニメクソ楽しみにしています。)
ストーリーも良かったですよね。裕一さんと音ちゃんの夫婦愛をメインに描いたとは言っていたけど、
それに負けじと、毎日たくさんの個性的なキャラクターがわちゃわちゃしたり、時に感動させてくれたり、最終回はコンサートしちゃったり、、、とにかく飽きさせなかったです。楽しかった。それに、新しい朝ドラの形が見られた気がします。
あとは志村けんさんですよね。
普段のバラエティとはまた違うTHE大物の圧が、小山田先生に本当にピッタリでした。
元々、ドラマは基本出ないスタンスだったらしく、
今回のエールがほぼほぼ初?だったとか。
私としては、どうして今回この「小山田耕三」という役を引き受けたのかが知りたかったです。
だけど、小山田先生は志村さんで本当によかった。
それに尽きます。
最終話のあの一瞬の笑顔、忘れません。
あ、そうそう。逆に気になったことを敢えて上げておくと、脚本家さんのことで色々あったのと、コロナで話数が減ってしまったというのもあったので仕方ないってのもありますが、「お?」ってくらい展開がスピーディーな時があったことでしょうか。(特に終了間際は察してと言わんばかりに亡くなったことすら話にしなかった人物もいたので、、、) そこはちょっと残念だったなーと。
(ここ、こんな長く描く必要ある?というのがあったのも関係あるかと思いますが笑)
まぁ、この作品は最初から本当に色々とありすぎたので。仕方ないです。許します。(誰
ちなみにタイトルのセリフは、見ていた方はもちろんご存知だと思いますが、私が125話中1番好きなと言っても過言ではない、音ちゃんが椿姫の稽古中に妊娠が発覚して、歌も赤ちゃんも諦めたくないと泣き崩れてしまった時、裕一さんが音ちゃんに力強く言った場面のセリフです。
「君の夢を僕に預けてほしい」なんて26年間生きてきて、色んな恋愛ドラマや漫画見てきましたが、
これほど素敵なセリフないですよ。(実体験はって?ぶっ飛ばしますよ?)
本当に感動したのを今でも覚えています。夢を預けてからは少し時間がかかりましたが、ちゃんと夢を叶えることも出来ましたもんね。しかもその時に選んだ愛娘の前で。
(これ、自分の中で繋がった時、鳥肌たちました。)
今年は本当にみんなが疲れ切ってしまった年だと思います。
正解も終わりもまだ見えないこのご時世の中、私も正直疲れていました。
だけど音楽はどんな悲しい時や辛い時にも人の心を励まし、強くするというのをこのドラマを通じて改めて感じました。
2020年はみんなが「こうなると思わなかった」年だと思いますが、この年が、この期間がエールで本当に良かったと心から思っています。
窪田くんやふみちゃんをはじめ、エールに関わった全ての皆様、本当に素敵な作品をありがとうございました!そして、約1年弱の撮影本当に本当にお疲れ様でした!!!!!
私はしばらくこの作品に対して敬意の拍手を続けます。